前園は、「奈良坊目考」によると、古くは興福寺摩尼珠院の別業があった処とされています。延宝年間(1670年代)、奈良晒業者、清須美道清が別邸を設け、庭の趣向を整え、萱葦の建物を造り、その披露に招いた、黄蘗山の木庵禅師によって、この建物は「三秀亭」と名付けられ、今日に至ったものです。